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実機評価の際に必要となるファン試作品の性能(風量、騒音および振動等)測定も当社が代行して対応しますので、お客様での測定工数削減が可能です。
また、評価結果に基づいた製品設計へのフィードバックも致します。
ダブルチャンバー方式の風量測定器(JIS_B8330法)でファンの最大風量(Q)、最大静圧(P)を測定し、お客様の使用環境に応じたファンの送風性能を評価しています。
測定可能最大風量:100m3/min
ファンの送風性能を評価する際の重要な項目としてP-Q特性があります。
P-Q特性とは静圧(P)と風量(Q)の関係をグラフ化したものです。ファンの吐き出し口に抵抗がある状態と無い状態ではファンが送り出せる風の量が大きく変化します。実際の使用環境に応じたファンのP-Q特性を測定する事で送風性能を確認しています。
周波数分析 (FFTおよび1/12オクターブバンド)により音の解析をしています。解析結果から騒音原因を推定し、より良い静音化形状を提案します。
※A特性フィルター適用
左図はファン形状を変更し、静音化を実現した実例を掲載しています。
対策前のファンを組込んだ装置では低い耳障りな音が出ていました。(丸枠の部分)
ファンの形状を変更して対策した結果、周波数の低い部分のピークは無くなり良好な聴感となりました。
当社では1/12オクターブバンド分析による聴感の評価をしており、一般的な1/3オクターブバンド分析と比較して、より細分化された周波数分析を行うことで効果的な対策が可能です。